【プロが厳選】エルメス イリスに似ている香水5選!賢い選び方も解説

【プロが厳選】エルメス イリスに似ている香水5選!賢い選び方も解説

エルメス イリスをイメージさせる美しい画像

凛とした佇まいと、知的なパウダリーノートが魅力の「エルメス イリス」。一度香ると忘れられない、唯一無二の存在感を放つ名香です。

しかし、「大好きだけど、価格が少し高い…」「もう少し違うシーンで使えるバリエーションが欲しい」「他のブランドのイリスも試してみたい」と感じている方も多いのではないでしょうか?

ご安心ください!この記事では、そんなあなたのために、香りのプロである筆者が「エルメス イリス」のエッセンスを感じさせつつ、それぞれに個性的な魅力を持つジェネリック・似ている香水を5つ厳選してご紹介します。

この記事を読めば、あなたの理想にぴったりな、もう一つの「運命のイリス」がきっと見つかります。今回ご紹介する香水はこちらです。

  • シャネル / No.19 プードレ
  • プラダ / インフュージョン ディリス
  • セルジュ・ルタンス / イリスシルバールージュ
  • フレデリック・マル / イリス プードゥル
  • ラルチザン パフューム / ボア ファリヌ

まずは本家!エルメス イリスが愛され続ける理由

エルメス イリスのボトル写真

似ている香水を知る前に、まずは本家「エルメス イリス」がなぜこれほどまでに人々を魅了するのか、その理由を再確認しましょう。エルメスの「エルメッセンス」コレクションの一つとして生まれたこの香水は、調香師ジャン=クロード・エレナによる、イリス(アヤメの根)への深い探求心から生まれました。

その香りは、ひんやりとした朝霧の中、静かに咲くアヤメの花を思わせます。甘さを極限まで削ぎ落とし、イリスが持つパウダリーで少し土っぽい、知的な側面を最大限に引き出しています。フローラルでありながら媚びることがなく、纏う人の肌に溶け込むように香り、内面からにじみ出るような気品と透明感を演出します。このミニマルで洗練された美しさこそが、流行に左右されず愛され続ける理由なのです。

失敗しない!『似ている香水』を選ぶための3つのチェックポイント

「似ている」と言っても、そのニュアンスは様々です。あなたにぴったりの一本を見つけるために、以下の3つのポイントを意識してみてください。

1. 「パウダリー感」の質をチェック
エルメス イリスの核はパウダリーな香りですが、その質感は香水によって異なります。石鹸のようにクリーンなパウダリー、化粧品のようなクラシカルなパウダリー、土や植物の根を感じさせるアーシーなパウダリーなど、あなたがどの「パウダリー感」を求めているのかを明確にしましょう。
2. 香りの「方向性」で選ぶ
本家の持つ静かでミニマルな雰囲気をそのまま求めるのか、それともグリーンノートやフローラル、ウッディが加わった、より複雑で華やかな香りを求めるのか。あなたのライフスタイルや香水を纏うシーンに合わせて方向性を決めると、選びやすくなります。
3. 価格帯とブランドの世界観を考慮する
もちろん、価格は重要な選択基準です。デイリーに気兼ねなく使えるものを探すのか、特別な日のために別の高級ブランドの逸品を選ぶのか。それぞれのブランドが持つフィロソフィーやボトルデザインも、愛着を持って使い続けるための大切な要素です。

【徹底比較】エルメス イリスに似ている香水5選

それでは、いよいよプロが厳選した5つの香水をご紹介します。それぞれの特徴を一覧表にまとめましたので、比較検討の参考にしてください。

ブランド 商品名 価格帯の目安 香りの特徴 再現度
シャネル No.19 プードレ グリーン・パウダリー ★★★★☆
プラダ インフュージョン ディリス 中〜高 クリーン・ウッディ ★★★★★
セルジュ・ルタンス イリスシルバールージュ アーシー・メタリック ★★★☆☆
フレデリック・マル イリス プードゥル 最高級 クラシカル・フローラル ★★★★☆
ラルチザン パフューム ボア ファリヌ 中〜高 ウッディ・グルマン ★★★☆☆

1. シャネル / No.19 プードレ

シャネル No.19 プードレのボトル写真

緑の風に舞う、洗練されたアイリスのパウダースノー。

トップはネロリやマンダリンの軽やかさから始まり、ミドルではジャスミンとアイリスが優しくパウダリーに香ります。ラストはベチバーやトンカビーンが温かみのある余韻を残し、モダンで軽やかながらも深みのある印象を与えます。

「エルメス イリス」の核となるアイリス(イリス)のパウダリーな質感を共有しています。特に、甘さを抑えた知的で落ち着いた雰囲気が酷似しています。エルメスがイリスの根の静けさに焦点を当てているのに対し、No.19 プードレはガルバナム由来のグリーンノートを柔らかく纏わせ、より軽やかでモダンなエレガンスを表現している点が共通の美学を感じさせます。

こんな人におすすめ

エルメスの知的な雰囲気に、シャネルらしいモダンさと軽やかさを加えたい方。オフィスシーンでも好印象を与える、洗練された香りを求めている方にぴったりです。

2. プラダ / インフュージョン ディリス

プラダ インフュージョン ディリスのボトル写真

上質なリネンを思わせる、清潔感あふれるモダンなアイリス。

イタリア産のアイリス パリダを中心に、シシリアンマンダリン、チュニジアンネロリが爽やかに香り立ちます。インセンスやシダーウッドが加わることで、石鹸のような清潔感と、パウダリーでウッディな深みが共存する香りです。

イリスを主役にしたパウダリー・ウッディの構成が「エルメス イリス」と共通しています。エルメスが持つ自然で少し土っぽいニュアンスを、より都会的でクリーンな方向にシフトさせたのがこの香りです。肌に溶け込むような繊細さや、甘すぎない品の良さは、多くの口コミで類似点が指摘されています。

こんな人におすすめ

清潔感を何よりも重視する方へ。まるで高級なリネンシャツに袖を通した時のような、クリーンで心地よい香りを纏いたい方に最適。デイリーユースしやすく、TPOを選ばない万能選手です。

3. セルジュ・ルタンス / イリスシルバールージュ

セルジュ・ルタンス イリスシルバールージュのボトル写真

雨上がりの土と銀の光を放つ、究極のアイリスルート。

アイリスの根(オリスルート)の香りを徹底的に追求した、非常にアーティスティックな香りです。トップからひんやりとした土の匂い、キャロットシードのアーシーさ、そしてメタリックな質感がアイリスと共に香り立ち、ラストはウッディノートが静かに漂います。

「イリスの根の香りを表現する」というコンセプトにおいて、「エルメス イリス」と最も深く共鳴する香水です。エルメスが持つイリスの冷たさや土っぽさを、より先鋭的かつ強烈に表現しています。甘さを排したストイックなまでのアイリスへの探求心は、両者に共通するフィロソフィーと言えるでしょう。

こんな人におすすめ

香りを一つのアート作品として楽しみたい、香水上級者の方へ。人とは違う、孤高でストイックな美しさを表現したいときに。唯一無二の個性を求めるあなたを満足させる一品です。

4. フレデリック・マル / イリス プードゥル

フレデリック・マル イリス プードゥルのボトル写真

往年の女優を彷彿とさせる、華やかでクラシカルなパウダリーフローラル。

トップノートのアルデヒドが輝かしく香り、イランイランやカーネーションと共にクラシックな印象を与えます。ミドルから主役のアイリスがパウダリーに広がり、ラストはサンダルウッドやムスクが官能的で温かい余韻を残します。

最高品質のアイリスを用い、そのパウダリーな質感を最大限に引き出している点が「エルメス イリス」と共通します。エルメスがミニマルで静的な美しさを持つ一方、「イリス プードゥル」はより華やかで複雑、クラシックなエレガンスを湛えています。イリスという素材の持つ「高貴さ」という側面で通じ合う香りです。

こんな人におすすめ

クラシック映画のヒロインのような、タイムレスなエレガンスを求める方。特別な日やドレスアップしたシーンで、圧倒的なオーラと気品を纏いたいあなたにこそ試してほしい香りです。

5. ラルチザン パフューム / ボア ファリヌ

ラルチザン パフューム ボア ファリヌのボトル写真

魔法の森のベーカリーから漂う、粉っぽく温かい魔法の木の香り。

「小麦粉の木」というユニークなコンセプト。ピーナッツやヘーゼルナッツのような香ばしいトップから、アイリスとシダーウッドが粉っぽい(パウダリー)質感を強調し、サンダルウッドが滑らかな甘さを加えます。

「エルメス イリス」の持つ「ドライでパウダリーな質感」という特徴を共有しています。ただし、エルメスがフローラル寄りであるのに対し、「ボア ファリヌ」はウッディ・グルマンというユニークな解釈をしています。イリスの粉っぽさを、より温かく、少し変わった角度から楽しみたい場合に最適な選択肢です。

こんな人におすすめ

既成概念にとらわれない、ユニークで心温まる香りが好きな方。イリスのパウダリーノートを、ファンタジックで美味しそうな新しい解釈で楽しみたい、好奇心旺盛なあなたにおすすめです。

【目的別】あなたに一番おすすめなのはこれ!No.1香水

5つの魅力的な香水をご紹介しましたが、「結局どれがいいの?」と迷ってしまうかもしれません。そこで、目的別にNo.1を選んでみました。

再現度&普段使い重視なら「プラダ / インフュージョン ディリス」

エルメス イリスの持つクリーンで知的な雰囲気を最も忠実に、そしてより現代的に表現しているのがこの香り。石鹸のような清潔感はシーンを選ばず、毎日でも使いたくなる心地よさです。価格と品質のバランスも良く、コストパフォーマンスの観点からもNo.1と言えるでしょう。

芸術性と個性を求めるなら「セルジュ・ルタンス / イリスシルバールージュ」

「似ている」という枠を超え、イリスという香料への哲学を共有する一本。ひんやりとした土や金属のニュアンスは、まさに芸術品。誰とも被らない、自分だけの香りのシグネチャーを探しているあなたにおすすめです。

圧倒的な華やかさが欲しいなら「フレデリック・マル / イリス プードゥル」

イリスの持つ「高貴さ」を、クラシカルかつゴージャスに表現した傑作。特別な日を、さらに忘れられないものにしてくれる魔法のような香りです。エルメス イリスを普段使いにし、こちらをハレの日のための香りにする、という使い分けも素敵です。

香水選びのQ&A

最後に、香水選びや使い方に関するよくある質問にお答えします。

Q. 香水の上手な試し方はありますか?
A. まずはムエット(試香紙)で試しましょう。トップノートからラストノートまでの香りの変化を確認します。気に入ったら、必ず自分の肌にもつけてみてください。肌の温度や体質によって香りは微妙に変化するため、手首の内側などにつけて1日過ごしてみるのがおすすめです。すぐに購入せず、ラストノートまでしっかり自分の肌で確かめることが失敗しないコツです。
Q. 香りを長持ちさせるコツは?
A. 香りは、乾燥した肌よりも潤った肌の方が長持ちします。香水をつける前に、香りのないボディローションやクリームで保湿しておくと、香りの持続性が高まります。また、つける場所も重要です。体温が高く、血管が脈打つ手首、うなじ、ひじの内側などは香りが立ちやすい場所。髪の毛や衣服の裾などに軽くつけるのも効果的です。

まとめ

今回は、「エルメス イリス」に似ている香水を5つ、厳選してご紹介しました。最後にポイントを振り返ってみましょう。

  • エルメス イリスの魅力は、甘さを抑えた知的でパウダリーな香り。
  • 似ている香水を選ぶ際は「パウダリー感の質」「香りの方向性」「価格」をチェック。
  • 再現度No.1は、清潔感あふれる「プラダ インフュージョン ディリス」。
  • 個性派No.1は、アーティスティックな「セルジュ・ルタンス イリスシルバールージュ」。
  • 華やかさNo.1は、クラシカルでゴージャスな「フレデリック・マル イリス プードゥル」。

どの香水も、「エルメス イリス」のDNAを受け継ぎながら、それぞれが独自の素晴らしい個性と魅力を持っています。ぜひこの記事を参考に、あなたのライフスタイルやなりたいイメージにぴったりの一本を見つけて、新しい香りの世界を楽しんでくださいね。

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