【プロが厳選】ジョー マローン ロンドン 154に似ている香水5選!賢い選び方も解説

はじめに:あの洗練された香りを、もっと身近に
唯一無二の存在感を放つ、ジョー マローン ロンドンの「154 コロン」。その複雑で洗練されたアロマティックな香りの虜になっている方も多いのではないでしょうか。しかし、「毎日使うには少し価格が…」「もう少しだけ違うニュアンスの香りが欲しい」「もう廃盤になって手に入らないのでは?」といった悩みを抱えているかもしれません。
ご安心ください!この記事では、そんなあなたのために、香りのプロである私が「ジョー マローン ロンドン 154」の魅力に迫る、選りすぐりの香水5選を徹底的にレビューします。この記事を読めば、あなたの理想にぴったりの、新たな”相棒”となる香りが見つかるはずです。
今回ご紹介するのは、こちらの5つの香水です。
- トム フォード ビューティ / ボー デ ジュール オード パルファム
- ディオール / オー ソバージュ オードゥ トワレ
- ペンハリガン / ブレナム ブーケ オードトワレ
- ゲラン / ベチバー オーデトワレ
- ディプティック / オー デ サンス オードトワレ
まずは本家!ジョー マローン ロンドン 154が愛され続ける理由

「154」という名前は、ジョー マローン ロンドンが最初に構えたロンドンのブティックの番地「154 Walton Street」に由来します。ブランドの原点ともいえるこの香水は、トップノートの爽やかなマンダリンから始まり、ラベンダーやバジルといったアロマティックなハーブが心地よく広がります。そして、ラストはベチバーやパチョリがもたらすウッディでアーシー(土っぽい)な温かみが、肌に深く馴染んでいくのです。
このシトラス、アロマティック、ウッディの絶妙なバランスが、知的でモダン、そしてどこか懐かしいという複雑な魅力を生み出しています。一度香ると忘れられない、まさにブランドを象徴する名香と言えるでしょう。
失敗しない!『似ている香水』を選ぶための3つのチェックポイント
「似ている」と言っても、香りの印象は千差万別。あなたにぴったりの一本を見つけるために、以下の3つのポイントを意識してみてください。
- 1. 香りのどの部分を重視するか
- 「154」の魅力のどの部分に惹かれていますか?トップノートの爽快なシトラス感、ミドルノートの落ち着いたラベンダー、それともベースノートの深みのあるウッディ・アーシーな香りでしょうか。自分が最も好きな要素を明確にすることで、選ぶべき香水が見えてきます。
- 2. 価格とコストパフォーマンス
- 毎日気兼ねなく使いたいのか、特別な日に使いたいのかによって、選ぶべき価格帯は変わります。今回ご紹介する香水も価格は様々です。あなたのライフスタイルに合った一本を選びましょう。
- 3. 利用シーン(TPO)
- 「154」よりもフォーマルな印象のものが良いか、あるいはもっとカジュアルに使えるものが良いか。あなたが香りを纏いたいシーンを想像してみましょう。よりシャープな印象、より柔らかな印象など、目的に合わせて選ぶのが賢い方法です。
【徹底比較】ジョー マローン ロンドン 154に似ている香水5選
それでは、いよいよ「154」に似ていると評判の香水たちをご紹介します。それぞれの特徴を一覧表にまとめましたので、比較検討の参考にしてください。
| ブランド | 商品名 | 価格帯の目安 | 香りの特徴 | 再現度 |
|---|---|---|---|---|
| トム フォード ビューティ | ボー デ ジュール オード パルファム | 高価 (3万円台〜) | ラベンダーが際立つモダンでパワフルなフゼア | ★★★★★ |
| ディオール | オー ソバージュ オードゥ トワレ | 標準〜高価 (1.5万円台〜) | シトラスが爽やかなクラシック・アロマティック | ★★★★☆ |
| ペンハリガン | ブレナム ブーケ オードトワレ | 高価 (2万円台〜) | 甘さを排したドライでシャープな英国紳士の香り | ★★★☆☆ |
| ゲラン | ベチバー オーデトワレ | 標準〜高価 (1.5万円台〜) | 大地の力強さを感じるアーシーなベチバーが主役 | ★★★★☆ |
| ディプティック | オー デ サンス オードトワレ | 高価 (2万円台〜) | ビターオレンジが多面的に香る明るいシトラス | ★★★☆☆ |
各商品の詳細レビュー
1. トム フォード ビューティ / ボー デ ジュール オード パルファム

洗練されたラベンダーが香る、完璧に仕立てられた紳士のためのモダンフゼア。
プロヴァンス産ラベンダーの爽快なトップノートから始まり、ローズマリーやゼラニウムのアロマティックなハートへと続きます。ラストはパチョリとオークモスのアーシーな温かみが全体を包み込み、クラシックでありながら揺るぎない存在感を放ちます。
ジョー マローン ロンドン 154との類似点: 「ジョー マローン ロンドン 154」の核となるアロマティックなラベンダーとアーシーなパチョリの組み合わせが非常に似ています。どちらも伝統的なフゼアの構成を基にしており、クラシックで洗練された紳士的な印象を共有しています。「154」をよりパワフルで現代的にしたような香りと評価されることが多いです。
こんな人におすすめ: 「154」の香りが好きで、より持続力と存在感のある、モダンで力強いバージョンを求めている方。スーツスタイルを格上げしたいビジネスパーソンにも最適です。
2. ディオール / オー ソバージュ オードゥ トワレ

時代を超えて愛される、エレガンスと大胆さを兼ね備えたシトラス・アロマティックの金字塔。
フレッシュなシチリアンレモンの弾けるようなトップノートに、ローズマリーやバジルといったハーブが重なります。ミドル以降はヘディオンが軽やかなフローラル感を与え、ラストはベチバーとオークモスが男性的な深みと落ち着きをもたらします。
ジョー マローン ロンドン 154との類似点: 「シトラス→アロマティックハーブ→ウッディなベース」という香りの骨格が「154」と酷似しています。特に、爽やかなトップと落ち着いたベチバーのベースノートへの移行は共通の世界観を持っています。「154」が持つ複雑さよりも、より明快でクラシックなシトラス香を求める場合に最適です。
こんな人におすすめ: 「154」の持つクラシックな雰囲気が好きで、もっと爽やかでフレッシュなシトラスの側面を強調したい方。時代に左右されない王道の香りを一本持っておきたい方にも。
3. ペンハリガン / ブレナム ブーケ オードトワレ

英国紳士の嗜みを体現する、ドライでシャープなシトラス・アロマティック。
レモン、ライム、ラベンダーがキリっと香るトップノートが特徴です。ミドルノートはほとんどなく、すぐにパイン(松)、ブラックペッパー、ムスクが混じり合う、ドライでウッディなベースへと変化します。甘さを排した潔い香り立ちです。
ジョー マローン ロンドン 154との類似点: 「154」と同じく英国を代表するブランドであり、クラシックで紳士的なコンセプトを共有しています。シトラスとラベンダーを基調としたアロマティックな構成が似ていますが、ブレナムブーケはよりドライでスパイシー、そしてシンプルです。「154」の持つ複雑な甘みを削ぎ落としたような、シャープな印象が好きな方におすすめです。
こんな人におすすめ: 「154」の英国的な世界観は好きだが、もっと甘さを抑えたドライでキレのある香りを求めている方。伝統と格式を感じさせる、知的な印象を演出したい方にぴったりです。
4. ゲラン / ベチバー オーデトワレ

大地の力強さとフレッシュな気品が調和した、ベチバー香水の絶対的基準。
ベルガモットやレモンの爽やかなシトラスで幕を開け、すぐにナツメグやペッパーのスパイシーな香りが現れます。主役であるベチバーが土の匂いや根のようなアーシーなニュアンスを放ち、タバコやトンカビーンの温かみが加わって深みのあるラストを演出します。
ジョー マローン ロンドン 154との類似点: 「154」の落ち着いたウッディ・アーシーな側面に焦点を当てた場合に非常に似ています。両者に共通して使われているベチバーとナツメグが、スパイシーで落ち着いた雰囲気を醸し出します。「154」のベースノートにある土っぽさやマスキュリンな側面が好きな方に特に響く香りです。
こんな人におすすめ: 「154」の持つ、大地を思わせるベチバーやパチョリの香りが特に好きな方。シトラスの爽やかさよりも、落ち着きと深みのあるウッディノートを堪能したい方に強くおすすめします。
5. ディプティック / オー デ サンス オードトワレ

ビターオレンジのすべてを閉じ込めた、肌が喜ぶような感覚的なフレグランス。
ビターオレンジの果実、花(オレンジブロッサム)、葉、枝のすべてを使った、多面的なシトラスノートで始まります。ジュニパーベリーのハーブ感が爽やかさを加え、アンジェリカルートとパチョリがウッディで少しアーシーな深みを与え、香りに奥行きをもたらします。
ジョー マローン ロンドン 154との類似点: 「154」が持つ「シトラス、ハーブ、パチョリ」という構成要素を共有しています。特に、爽やかさの中に潜むアーシーなパチョリの存在感が共通点です。「154」よりもフローラルで明るく、ユニセックスな解釈ですが、複雑で一筋縄ではいかないアロマティックな香りの構成という点で通じるものがあります。
こんな人におすすめ: 「154」の香りの構成が好きで、より明るく、ジェンダーレスに使える香りを求めている方。石鹸のような清潔感も感じさせるため、クリーンな印象を与えたい方にもマッチします。
【目的別】あなたに一番おすすめなのはこれ!No.1香水
5つの香水をご紹介しましたが、「結局どれがいいの?」と迷ってしまうかもしれません。そこで、目的別にNo.1を選んでみました。
- 再現度を最も重視するなら → トム フォード ビューティ「ボー デ ジュール」
「154」の核となるラベンダーとパチョリのコンビネーションを最も忠実に、そしてパワフルに感じられるのは間違いなくこの一本。価格は張りますが、満足度は非常に高いでしょう。 - コストパフォーマンスを重視するなら → ディオール「オー ソバージュ」
長年愛される名香であり、比較的手に入れやすい価格帯と容量が魅力です。「154」に通じるクラシックな骨格を持ちながら、デイリーに使いやすい爽やかさを備えています。 - 雰囲気やコンセプトの近さを重視するなら → ペンハリガン「ブレナム ブーケ」
同じ英国ブランドならではの、クラシックで紳士的な世界観を共有しています。「154」から甘さを引き算したような、よりストイックで知的な雰囲気を纏いたい方におすすめです。
ジョー マローン ロンドン 154に似ている香水選び Q&A
- Q1. 似ている香水を上手に試す方法はありますか?
- A1. ムエット(試香紙)での第一印象だけでなく、必ずご自身の肌に乗せて香りの変化を確かめることが重要です。できれば、本家の「154」と、試したい香水を左右の腕にそれぞれつけて、時間を置いて比較してみるのが最も違いが分かりやすくおすすめです。トップノートだけでなく、ミドルからラストにかけての香りが自分の肌とどう馴染むかを確認しましょう。
- Q2. 香りをできるだけ長持ちさせるコツはありますか?
- A2. 香りは乾燥した肌よりも、保湿された肌の方が長持ちします。香水をつける前に、香りのないボディローションやクリームで肌を保湿しておくのが効果的です。また、手首や首筋、ひじの内側といった体温が高く、血管が脈打つ場所につけると、香りが立ちやすくなります。ただし、こすり合わせると香りの分子が壊れてしまうので、そっと乗せるようにつけましょう。
まとめ:あなただけの「154」を見つけよう
今回は、「ジョー マローン ロンドン 154」に似ている香水を5つ、厳選してご紹介しました。最後に、この記事のポイントをまとめます。
- 「154」はシトラス、アロマティックハーブ、ウッディノートが絶妙に調和した、複雑で洗練された香り。
- 似ている香水を選ぶ際は、「香りのどの部分が好きか」「価格」「利用シーン」の3点を意識するのが重要。
- 再現度ならトムフォード、爽やかさならディオール、コンセプトならペンハリガンなど、目的別に選べる多彩な選択肢がある。
- 最終的には自分の肌で試し、心から「好き」と思える一本を見つけることが、最高の香水選びの秘訣。
「154」という素晴らしい香りを基準に、新たな香りの世界を探索するのは非常に楽しい体験です。この記事が、あなたの毎日をより豊かに彩る、最高のパートナーフレグランスを見つける手助けとなれば幸いです。

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